訪問マッサージ・鍼灸 ご利用者さまより②

クリスマスは過ぎましたが、先日施術者がご利用者さまからの頂きもの、それはクリスマスにちなんだフライドチキンです。施術者の家族構成は奥さま、娘さんの3人です。フライドチキンは2つ、本人は食べずに奥さまと娘さんが美味しく食べたことでしょう。

さて、このご利用者さまMさんは、10月にご自宅で転倒、しばらく入院され、退院後12月より利用を再開された方です。
退院後、体重がだいぶ落ちてしまい、ADL*も低下しています。訪問リハも利用されている方ですので、今後、私たちの施術とリハを組み合わせながらADLの維持・向上に取り組んでいきたいと考えています。
また、他の課題としては、介助される奥さまも心身共に負担がかかっていることです。退院後の数回の訪問で立て続けにこんな出来事がありました。
奥さま「①介護ベッドが作動しない」「②起き上がり動作の介助が上手くできない」「③オムツ交換の際の立ち上がり時、身体が安定しない」と悩まれていました。

施術者
①コンセント繋がれていないことがわかり、コンセントをつなぎ、作動させました。
②電動ベッドの背もたれを利用すると楽であることをアドバイス、その場で実演しました。
③立ち上がり時に具体的にどこに手を置けば安定するかをアドバイスし、実演しました。

このように私たちは施術以外にも短い訪問時間のなかで、できる限りのサポートを行い、
ご家族のケアにも努めています。

*ADLとは、日常生活動作のことを言います。具体的には、食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動を指します。

訪問マッサージ・鍼灸 ご利用者さまより②